美容薬膳と日本ワインのクラス 女性ホルモンと月経のトラブル

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ブログ「ここみライフ」

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金曜・土曜と「美容薬膳と日本ワインのクラス第11回・女性ホルモンと月経のトラブル」があります。
このクラスは去年の10月にスタートして、今月で第11回が迎えられました。
また10月からリニューアルして再開します(講座内容はあまり変わりません)
8月は「女性ホルモンと月経トラブル」がテーマです。
中心は生理痛・月経不順です。
今回はいつも以上に悩みました。
なぜなら、基礎クラスも終えて色々と応用クラスに参加して下さっている生徒さまと、まったく初めての方が入り交ざって参加して下さっているからです。(とはいえ初めての方はとても少ないですけれど)
月経トラブルは、書物、先生によって弁証も違います。
本の場合購入層やページ数の関係も大きく影響していると思いますが、それでも100人いたら100通りの不調パターンがあるようなものだと思います。
そして、外因・内因・不内外因・臓腑機能失調・気・血の働きの低下から考えていくのが本来だと思います。
しかし、臓腑および気・血の働きを把握している生徒さまと、そうでない方が入り混じっているのにその方法は難しいでしょう。
それに心味は、カリキュラムが決まっている学校ではなく、薬膳を楽しく生活に取り入れる術を学ぶ教室です。
また本来あるべき形であっても、1時間の講義で話せる内容ではなく数ヶ月単位の講座で話すボリュウムとも思います。
そして、今回が初めてという方はきっと、自分の月経やホルモンバランスに何らかの不安や変化を感じていたり、実際に不順であったり、更年期で調子が悪かったりするから参加されていると思います。
それであれば、メカニズムや病因・弁証を講義するより、実際にどんな症状なら何を食べる、何を選ぶのかが大事ではないのか?
同じ活血の食材・生薬を選ぶにしても、月経に伴い浮腫みがあるなら?冷えがあるなら?痛みがあるなら?張りがあるなら?月経が遅れがちなら?早まりがちなら?
と分けて選ぶべきものを考えていこうと思います。
簡単な弁証と食材・生薬について話すことが即効性もあり、今まで通っている生徒さまにとっても新しい生薬を学べていいのではないかという結論に自分の中で落ち着きました。
以前からの悩みである「ベテラン組」と「初めて組」が一緒になる講座では、どこに照準を合わせて喋るかがとても難しいのです。
考え抜いた結果、10月から「寺子屋クラス」を作ります。
寺子屋クラスは、参加できる規定を「基礎クラス終了および美容薬膳などを受講して生薬についても知識のあるかた」とします。
そして、上記の月経や女性ホルモンについても数ヶ月単位で学んでいく予定です。
従来の中級クラスは今までどおりテーマで勉強します。
10月は便秘、11月はプレ更年期&更年期、12月は低体温になります。
ここは初めての方でも、便秘やプレ更年期・更年期・低体温に悩んでいる方はぜひご参加ください。
難しい言葉も出てくるかと思いますが、それなりに配慮して講座を進めますから安心してください。
というわけで、これから準備も追い込みです。
今日はちょっと人数が多いですし、注文したテーブルが間に合わなかったので(申し訳ない)やや狭いですが皆様の到着をお待ちしております。

瀧本靖子

このブログの著者

瀧本靖子

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、フードコーディネーター、ソムリエ協会認定ワインエキスパート

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