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ブログ「ここみライフ」

薬膳教室「心味」オーナーの
瀧本靖子が綴る、薬膳な毎日。

薬膳料理とワイン

薬膳教室 心味の瀧本靖子です!

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写真がおかしな角度に・・。
反転の仕方が分からず見ずらくてごめんなさい。
昨日は、薬膳料理を食べに行きました。
ワインの学校で教えていただいている林麻由美先生http://ameblo.jp/mayumi-hayashiとご一緒に6人で行ってきました。
先生は、ワインと料理のマリアージュを考えるのが大好きで、「薬膳とワインの組み合わせも面白そう」と言ってくださり、昨日のお食事会が決まりました。
(先生は素晴らしい行動力と好奇心がある方で、温泉ソムリエの資格もお持ちです。きっかけはソムリエ繋がりで興味をもたれたらしい)
先生セレクトのワインを3本、先生の解説付きで飲める!という素晴らしいお食事会でした。
お料理も美味しくて、食後に胃もたれをしないのが何よりでした。
前菜に合わせて頂いたのがシャンパン。
エビにあわせていただいたのが白ワイン。
ちょっと辛めの鍋料理と麻婆豆腐にあわせたのが、アメリカの赤ワインでした。
それぞれのワインについて先生がお話して下さり、意味がわかって飲むワインはいつも異常に価値を感じました。
私は最初に薬膳レストランを始めました。
しかし、個人個人の証に合わせた、体調に合わせた料理を提供するのが薬膳、医食同源の根本です。
それを不特定多数の方に同じものを提供する形をとるのに薬膳といえるのだろうか?
と疑問に思い始めました。しかし、一人ひとりに合わせたお食事を出すことは現実的に難しく、矛盾を感じたまま続けるより、「薬膳教室」に変更して、家庭で食事を作る時、食べる時に活かしていただくほうがいいと決めました。
昨日行きました薬膳レストランは店主が私と同じ意見であり、
「あくまでもレストランは、皆さんに薬膳を広く知ってもらうため。同じ冷え性でも体質によって全然違うのに、効果を謳って料理を提供してはいけない」
というモットーでやられているのでたまに行きます。
レストランは病院ではありませんし、「フードとサービス」を提供する空間であります。
私も沢山のジャンルの勉強を重ね、「薬膳を楽しむ空間を提供する」
こともありなのかな・・と考えるようになりました。
そして、料理を楽しむ空間にはアルコールが欠かせないとも考えます。
昨日、先生の旦那さんが言っておりました。
「薬膳って言うと、構えちゃうでしょう。体にいいけどまずいものが出てきそうだから。
 楽善(らくぜん)に名前を変更したら?ネーミングって大事だよ」と。
「薬膳師が進める楽善な暮らし」
今年はこんな感じでいこうかなっ!

瀧本靖子

このブログの著者

瀧本靖子

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、フードコーディネーター、ソムリエ協会認定ワインエキスパート

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