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ブログ「ここみライフ」

薬膳教室「心味」オーナーの
瀧本靖子が綴る、薬膳な毎日。

 

13日の日曜日で、薬膳実践学院の日曜クラスも無事に終了しました。

日曜クラスは、良くも悪くも、質問がとても活発なクラスでした。

最初の頃の私は、

〇教科書の次の箇所に書いてあることを質問されることにイライラする。

というのがありました。

予習もしくは教科書をさらっとでも読んでくれば、次に書いてあることが分かるのに、なんで質問するんだろう・・・。

予習している生徒さまにとっては、時間の無駄になってしまう質問なのに・・困るなぁ・・・。

と思っていました。

でも、予習する人もいればしない人もいる、と割り切ることにしました。

また、自分に関わる症状を次から次へと質問される時も、質問には納得してもらうまで答えたいけれど、その反面、こちらが用意してきた講義内容を話す時間がなくなる事に、非常に抵抗がありました。

水曜クラス・日曜クラスを交互に受講されている方や、振り替えをされる方がいますので、1回の授業で講義する教科書の範囲は、日曜クラス・水曜クラスともに同じ進行速度にしなくてはいけません。

そのため、質問に答えると、話そうと思っていた、食材の話や生薬の話、方剤の話などを割愛することになってしまうのです。

これに、非常に抵抗がありました。

でも、興味のあることを活発に質問して、皆でディスカッションするのが日曜クラスの特徴だな、とこれも割り切ることにしました。

授業の3分の1ほどが終わった頃には、質問が多いことにも、私の用意した講義内容が話せないことも、あまり気にならなくなり、それはそれで日曜クラスの個性だと楽しく授業を進めていました。

そして、最終回、お手紙を貰った方から

「欲を言えば、もっと食材の話が聞きたかった」と書かれていたのに、衝撃を受けました(苦笑)

「あなたの質問が多いから、食材の話が出来なかったのじゃないですかー!」と・・。

本当に、色々な価値観、目的、熱意、勉強の習熟スピード、などなどが異なる方たちに教え、また一緒に学んで、同じ中医学水準になってもらうことの難しさを痛感した1年間でした。

きっと、教えるのが私の仕事、中医学をマスターするかしないかは、本人の勝手。と割り切れる先生には、どうでも良いことなんだろうな、と思います。

私の場合は自分が作った学校であり、自分が教えているので、入学していただいた以上、中医学をマスターして欲しい・・と強く思ってしまうのですね。

でも、今の私は、その気持ちを持つことが大事だと思うし、その熱意を忘れたくないと思うのです。

もう少ししたら、「中医学をマスターするのは、あなたたちの勝手よー」と思っているかもしれません。

それは、私が老化した、もしくは達観したのかもしれません。

来年の生徒さまとは、どんな関係性が築けるのか、どれだけのことが伝えられるのか、楽しみです。

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