薬膳教室心味 > 国際中医師・日本薬膳師の瀧本靖子のブログ > 中級クラス・テーマについての解釈

ブログ「ここみライフ」

薬膳教室「心味」オーナーの
瀧本靖子が綴る、薬膳な毎日。

中級クラス・テーマについての解釈

薬膳教室 心味の瀧本靖子です!

Facebookアカウント Instagramアカウント

タイトルがめんどくさい雰囲気プンプンですが(苦笑)

 

1月の中級クラスのテーマが

「プレ更年期・更年期」

でした。

その為か、

「私はまだ更年期ではない」

「更年期は過ぎたから関係ないと思っていたけど、受講して良かった」

という感想をチラホラ頂きました。

やっぱりまだ、「更年期」という言葉に敏感な方がいらっしゃるのかな?と感じましたが、世の中的には微妙な言葉なのかもしれません。

そこで、4週目の講座では、テーマについての意味などについても少しお話をしましたが、あらためて。

中級クラスにテーマがあるのは、「弁証トレーニングの訓練のため」です。

つまり、ぎっくり腰になった時に弁証して治そうとした場合、ありとあらゆる知識・記憶をつなげて論理づけて

「考えて結論をだす」事でそれが弁証になるわけです。

知識があっても、考えるというのはまた別の訓練が必要です。

何回も何回も訓練していくと、考える事が出来るようになりますし、人間の体は一人一人違うので、ぎっくり腰のテーマを勉強したら自分のぎっくり腰が治せるか?と言われれば、治るかもしれないけど、無理な可能性もかなりあります。

そもそも、1回勉強してすぐ治せるなら誰も苦労しない^^;

こればかりは、訓練が必要であり、習得にかかる時間は個々人で違います。

特に、プレ更年期・更年期は、妊活中の人、加齢に伴い体の変化を伴う人には必修な内容だったと思います。

 

結論

テーマについて学ぶのはもちろんですが、テーマを切り口にして、弁証の考え方の訓練を学ぶ、のが中級の意味かなと思います。

2月は肩こりがテーマですが、肩こりを題材にして考え方を学びます。

肩こりで悩んでいる人は必見ですが、考え方を身に付けて薬膳を自分のものにしたい人こそ、必見です。

 

瀧本靖子

このブログの著者

瀧本靖子

中国医学研究家、国際中医師、国際薬膳師、管理栄養士、オールアバウトガイド、フードコーディネーター、ソムリエ協会認定ワインエキスパート

メディア掲載情報